アメリカンな気持ちにさせてくれる食材の一つに、ピーナッツバターがあります。
筆者は子供の頃にパン屋さんでピーナッツクリームのパン(またはジャム)を買って貰うのが大好きでしたが、
アメリカのピーナッツバター好きはそのまま直接スプーンを突っ込んで食べるそうです。
※日本のピーナッツクリームとは若干味わいが異なります
ピーナッツバター
ピーナッツバターは名前から「バターの一種」と思われがちですが、
実は乳脂肪分が含まれていないものこそが、純粋なピーナッツバターです。
ピーナッツ自体に油分が大量に含まれているので、それを利用してペースト状にしています。
その為カロリーこそ高くなりがちなものの、安全かつヘルシーという見解もあります。
日本のピーナッツクリームはこのピーナッツバターに甘味をつけたもの。
だから別物なんですね。
死神も認めた!?
ピーナッツバターと言えば、少し古い映画ですがブラッドピットとアンソニーホプキンスが出演している「ジョーブラックによろしく(Meet Joe Black)」を思い出す人も少なくないのでは。
ジョーが給仕室でピーナッツバターをもらい、ベロベロ舐めるシーンを観たら
「あのピーナッツバター食べてみたい・・」ってなるもんです。
ちなみにそのピーナッツバターは「ローラ・スカダー( Laura Scudder’s)」製のもの。
ただし作中では「Skippyと比べても遜色ない」と評されており、
「だったら手軽に手に入るスキッピーでいいや」ってなっちゃいますね。
ピーナッツバターの食べ方
食べ方としてはいろいろあって、筆者は調味料として使ったりもしました。
ハンバーガーバンズに塗ってピーナッツバターのバーガーを作ってみたりも。
フレッシュネスバーガーの酒々井店では、さすが”落花生の国”千葉なだけあって
ピーナッツバターとアスパラのハンバーガーを店舗限定販売されています。
日本生まれなのに一番アメリカっぽいハンバーガーチェーンのFRESHNESS BURGER
でも王道はパンに塗って甘くして食べる方法じゃないでしょうか。
アメリカの子供たちの大好物にPB&J(ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ)があります。
作り方は食パンの片面にピーナッツバターとジャムを塗って合わせただけのものです。
そういえば子供の頃に母親(純粋な日本人)が似たようなのを作ってくれた記憶があります。
どこかでPB&Jの情報を聞きつけて作ったのではないでしょうか。
筆者のオススメはトーストした食パンにたっぷりピーナッツバターを塗って、
その上からたっぷりハチミツをかける食べ方です。
ピーナッツバターの種類
市販されているピーナッツバターにはだいたい2種類あり、
クリーミータイプとチャンキータイプに分かれています。
チャンキーとは「塊」を意味していて、ピーナッツの塊がごろごろ入ったタイプです。
有名なSKIPPYも、スーパーチャンクとクリーミーの2種類が展開されているので
お好みで合わせられます。個人的にはチャンクおすすめです。
派生形として、上述のように甘味をつけたものや、
あらかじめピーナッツバターとジャム(またはチョコ)がストライプ上に交互に入っているものなんかがあります。