アメリカのモーターブランドBIG3の1つ、FORDが2016年内の日本からの撤退を発表しました。
「(あらゆる可能性を探ったが)収益改善への合理的な道筋が見えない」というのが撤退の理由だそうです。
年内には国内での直営ディーラー全てを閉鎖し、代理店契約を解消。
車の販売・輸入の停止はもちろんのこと、日本でのその他の全ての事業から撤退する方針だそうです。
同時にインドネシア法人も撤退とのこと。
若者の車離れ
近年はとくに若者の車離れが問題視されています。
たしかに以前は車が一種のステータスでしたが、若い世代の方には車に魅力を感じない人も多そうです。
インターネットの普及で情報化が進み、価値観が変化していったことが要因の一つだと思われます。
※これは車に限らずで、時計なんかもそのやり玉にあげられています。
そうした若者の車離れの影響で、あたらしく車を買う世代が減ってしまっている事や、
価値観の多様化により、アメリカの車をわざわざ購入する必要がないという志向もあるのかもしれません。
とくにアメリカ車の魅力はその大きさや馬力にあると思うと、
日本の細かい道を細々走るのには適していませんし、
かと言って小型車を買うのにアメリカの車を選ぶ必要はないのかもしれないですね。
おわりに
筆者もいずれはF-150かエクスプローラーに乗りたいと思っていたのですが、
日本で正規品を購入する事は出来なくなってしまいました。
今後また上陸してくれるのを待つか、中古車に頼る事になりそうです。